水中ドローン次世代新技術が海を救う!

水中ドローン次世代新技術が海を救う!

 近年空を自由自在に飛び回るドローン(無人機)マルチコプターなどが流行っていますが、水中を泳ぐドローンを見たことがありますか?なんと、2017年後半に、小型の水泳ロボットの軍隊が、世界の海の謎を解くために一斉出陣する予定になっています。

 今まで潜ることの出来なかったところまで探検し、太古に沈んだ古代都市や幽霊船を見つけたらどれだけ楽しいでしょうか。このプロジェクトはナショナル・ジオグラフィックの冒険家、デイビッド・ラング氏が担っている「オープン・ROV・プロジェクト」の一環で、遠隔操作カメラを介し、海洋発見を促進するための最新計画です。あの有名な映画、アヴァターの監督、ジェームス・キャメロン氏などの支援を受け、同グループは来年1月には1000台の最新水中ドローン「トライデント」を、オープン・エクスポローラーというウェブサイトで配布開始する予定です。関わっている科学者達に加えて、この無料のドローンは非営利団体や教室などに配布されるそうです。

 このドローンを通した革新的な探検は世界の海を保護することにも繋がります。例えば、海域保護団体などは魚の乱獲を防ぐため、地元の漁業者にダイビングの訓練を受けさせ、釣り場をモニターするなどしていますが、このドローンを使って潜ることの出来ない深い場所まで記録することなどが可能になります。95%はいまだ未知だと言われている海。その謎が少しずつ解き明かされて来る時が来たのかもしれません。

執筆 山本 千益